ボロフェスとレインボウ

9日はボロフェスタに向う。お目当ての洋食屋への寄り道が止ん事無き事情により無駄足となってしまったため、ユアソンを諦めて進々堂でカレーパンセットを注文することにした。しかしこれが昼時の混雑を計算に入れていなかったために肝を冷やすことになる。待つこと30分。競歩めいた早足で西部講堂に到着したのはお目当てのANATAKIKOUが始まる直前だった。
東京、大阪のワンマンでは冴えていないように思われた松浦氏のMCだがこの日は絶好調。短いながらも充実のセットと相まって満足度の高いライブとなった。「アーチ越えて」はいつ聴いても鳥肌が立つ。
画像はライブ終了後の様子である。この馴染みようを見てもらえればANATAKIKOUと僕が同質の空気をまとって分ち難くからみ合った不可欠な関係である事が手に取るようにおわかり頂けるはずだ。阪神タイガースファンが10人目の野手であるのと同じように、僕もまた5人目のANATAKIKOUなのである。
ムッシュかまやつの帽子の重ね着がセンシティブな身の上ゆえいささか気に障ったりもしたのだが、おしなべて楽しい一日だったと言える。


10日は充実のボロフェス3日目、馬の骨インストアとも捨て難かったが、服部緑地RAINBOW HILLへ。
時折強まる雨足にレジャーシートを抱えての大移動を余儀なくされたが、曽我部、bonobos、みんな楽しくて気にならない。
二階堂和美は本当に久しぶりだった。ほにゃほにゃしてたかと思うとラッパ、サッチモとくるくる早変わりするボイスパフォーマンス。喫茶十貝のディナーショーで心を鷲掴みにされた曲も久しぶりに聴いた。
ツインドラムにバイオリンという編成では初めて見るラリーパパもかっこ良すぎた。
遅刻により途中参加だったのだが、ギリギリ間に合ってハンバートハンバートが見られたのも嬉しかったりする。