東京旅行を振り返る

poqrot2005-05-03

■喫茶店
渋谷「アンテナ」 …和な雰囲気が落ち着くお店。
青山「書斎館」 …たいそう洒落のめした空間。
西荻窪「三月の羊」 …羊乳を使用したパン屋&カフェ。
神田淡路町竹むら」 …揚げ饅頭を食べる。
神田淡路町近江屋洋菓子店」 …詳細は4日の日記に。
神田神保町「ラドリオ」
自由が丘「古桑庵」 …お茶をいただく。
高円寺「ドッグベリー」 …滞在中二度足を運ぶ。カレー美味。
下北沢「時間舗 虹色」 …ナイスカフェ。
下北沢「use」 …レトロな雰囲気がよろしかった。
恵比寿「neuf cafe」 …ビルの屋上に位置。すばらしい。
目黒「COW BOOKS」 …カフェスペースで飲める中川ワニ珈琲目当てで。
原宿「cafe SEE MORE GLASS」 …空気公団「おはようあさ」展に。
 

■屑デス2
オタク音楽イベント。ニゴさんがDJ、VJを務められるというので、その方面にまったく明るくないにも関わらず足を運んでみる。
丑三つ時も過ぎた頃、一仕事終えたニゴさんの姿を見とめるが、声をかけるのは憚られた。なにしろ猫耳にチャイナ姿の女性に話しかけるのは三十余年で初めての体験だったからだ。しかしながら相変わらずのお美しさがふしだらな原動力となって、なんとか再会の運びに漕ぎ着く。
その後、フロアにごった返すオタクの方々の大群に面食らい、しばし一人ぼっちで片隅にしゃがむなどして、友達欲し気に塞ぎ込む仕草に余念がなかったが、その甲斐あってか三号山田さんが見かねて声をかけてくださった。翌朝早々には香港へ向かう機上の人だというのに朝まで相手をしてくださる。ありがとうございます。
音楽イベントだというのに、ほぼ全員が自主的にフロアに体育座りをしていた光景が目から離れない。

大江戸温泉物語
宿泊費を安く上げる目的が、不必要なまでの飲み食い、遊戯に散財。
場所は関係ない、いつだって自分次第だ。

■「マイサイパクチー!」コミュオフ会
ニゴさんのお誘いを受けて参加。新宿区榎町地域センター3階調理室にて、怪しいおぢさん氏手製のパクチー料理に舌鼓を打つ。
オフ会というものに出席するのはほぼ初めてだったが、美味しい物を前にして言葉は要らない。実に打ち解けた空間だった。 そしてこれだけのフルコースが実費千円のみで頂けたというのも奇跡的だ。
怪しいおぢさんは日曜日に大阪で南インド料理を振舞われるそうなので是非とも足を運びたい。

■ハイライト
東京滞在を締め括る喫茶店は浅草のレトロ喫茶「アンヂェラス」。
注文したのは梅ダッチコーヒーとサバラン。
サバランは洋酒を生地に浸み込ませたお菓子のはずだが、口にした瞬間ほぼ確信したのは、この店ではラム酒シロップに代えてチューペットを使用する量りがたいこだわりがあるに違いない、という事だった。そうでないとすれば、当人のあずかり知らぬところで手間暇かけてチューペットと一分違わぬ味を再現する新技術に辿り着いてしまっているか、のどちらかしか考えられない。
さらに相応の覚悟で臨んだはずの梅ダッチコーヒーの後味の悪さに至っては、愛玩動物を亡くした時がこんなだろうというくらいの仄暗い表情を強いてくる。
店員が並外れたウィスパーボイスだったことも僕は決して忘れないだろう。