キリンジナイト

poqrot2005-02-13

一日の出来事を書き綴る体裁の日記がどうも苦手だ。
誤解なきようお断りしておくと読む方ではなく書く方。
無駄を省いて要約するという作業がどうしても身に付かない。
生まれて初めて記した日記では、姫路旅行記を書くつもりが全ての出来事を余すところなく書き下せとの天命が下り電車内で見かけた高見山似青年の描写に腐心し過ぎた挙げ句、姫路に辿り着く遥か手前、三ノ宮途中下車のくだりで断念するという憂うべき幕開けとなってしまったのだった。
他にもイベントやらライブのレポートらしきものも幾度か試みてはみたものの、出来事と登場人物の詰め込みに窮々としておよそうまくいった試しがなかったように思う。
などと書き出してみたのは10日も経ってしまったキリンジナイトの模様をしたためるにあたっての言い訳であることはタイトルを見れば明白か。
ほぼ一ヵ月にわたってプロフィール欄で告知し続けたキリンジナイトが先週の日曜日に行われたと言うのに謝辞を述べることなくスルーを決め込むとはあまりにも不遜な態度だ、と内に棲むもう一人の村田が大層ご立腹のご様子なので書きしたためることにしよう。
いけない。この前置きがまずもって長い、長過ぎる。

コミュニティのイベントトピックでも簡単にご挨拶させて頂いたのだが、この日の客入りといったらそれはもう大変なもので、10分遅れで開場すると用意された席はほぼ全てが埋め尽くされた。
ミゾケン、ヨツモト、五條、myaozさん、そして東京からこのためにお越し下さった漫画家のTAGROさんの大活躍でイベントはそれはもう楽しいものとなった。
末席に名を連ねさせてもらったものの厨房の手伝いもせずウロウロ歩く僕だけが全く無力な存在で、そこは涙目でお詫びするより他はないのだが、みんなの力だこの成功は、と輪の外からはみ出しながら雄叫びを上げたい気持ちであることだけはこっそり表明しておく。

さてこの日はたくさんのマイミクの方にお越し頂いた。
その独特の世界観が長らく僕のツボを刺激し続けるパピさん。
帽子マフラーでがっつりと身を包み、目しか露出されていないお姿で駆け寄られた瞬間は殺される!と生命の危機すら感じたものの、CX739のキリンジライブ映像をわざわざ持ってきて下さったのだと知って感激。
笑いは緊張と緩和だと言うが、感激もまた然りなのかもしれない。
満席のため束の間しかお話出来なかったものの激励ありがく頂戴する。
またミーティング致しましょう。
集客数が読めないとこぼした愚痴により参加を無理強いした感もあったクロエさん。
黒髪がなんとも素敵で大人の魅力をたたえた女性だった。
お友達のウメさんと連れ立ってご来場頂きましてありがとうございます。
お二人とほとんどお話出来なかったのは残念でしたが、 キリンジ熱を高くして頂けたことはなによりの喜びです。
そして最大級の謝辞を送らねばならないのは遠く北の大地よりお越しくださったニゴ(id:nigo)さん。
高樹がナムコ会社員時代に音楽を手掛けたゲーム「パックアタック」、「風のクロノア」のプレイコーナーを設けてみては、というアイデアもニゴさんのお知恵を拝借したものだった。
当初、本当に参加して頂けるとは思ってもおらず、当日の対面ではそれはもう感極まって抱きつかんばかりの勢いであったことをここで告白しておかねばならない。
みなさん、この人は日記でやれウンコ、それウンコと発言されておられますが、実はものすごく上品な美人さんです!舌を巻くよ!
笑いは緊張と緩和だと言うが、美人もまた然りなのかもしれない。
そして日記にコメントを頂いたこともあるニゴさんのお友達のりんこさんともご対面。
明るくて本当に楽しいお方でイベント終了後直ちにマイミクとなって頂いた。
このお二人にナポレリーダーが加わった一角はイベント中でもとりわけ華やいだ空間だったように思う。

最後はマコさん提供のNO MUSIC, NO LIFEポスターの抽選会。
ヨツモトさんの当選者発表が耳に入らないほど話に夢中になっていたら、話し相手のしんじろうさんが当選。そして僕が進呈役。
話を聞いていなかった二人による授与式という珍妙な名場面が最後の最後に演出されてキリンジナイトは幕を閉じたのだった。


キリンジばかりなのでセットも推して量れそうなものだと洋楽のみをかけた順に紹介↓

enjoy it / brian protheroe
summer nights in hollywood / brian elliot
marja's tune / erik tagg
oh. lori / alessi brothers