甦る思春期

poqrot2005-11-18

「ザ・ワイド」のコーナー、特ダネファイルを見ていた。キャバクラに勤める女性が「髪を切られ過ぎた」として、美容院に対して損害賠償を求めた訴訟の判決で、裁判所が美容院側に24万円の支払いを命令、という記事を取り上げた時のこと。VTRの後、女性コメンテーターに見解を求めようとした藤井恒久アナウンサーの発言、

「では女性としての立ち場から、有田さん」

に度肝を抜かれた。直ちに「南(美希子)さん!」と訂正してそれ以上事なきを得たのだがそこから先とても有田芳生氏を正視できない。普段はなんとも思っていなかった彼を思いがけず女性として意識させられてしまったこの代償はあまりにも大きくて、なんだか照れくさい上に甘酸っぱい感情を抑えきれずにいる。
そう言われてみれば、異性として見た有田氏は色彩、存在、ジャケットに至るまで、その取り巻く全ての事象がやたらに淡くて初恋のイメージにしっくりこないでもない。